転職で料理長に!調理師で年収800万円越えの求人を見つける方法
今回は調理師の出世についてお話します。
どんな会社でも同じだと思いますが、出世して責任者となれる人材はごく一部です。
いまさらながらですが、出世できる人って本当にごく少数ですよね。
同世代や同じ役職、立場との競争に勝たなければいけないし、推薦する人の好き嫌いだけで左右されてしまう・・・なんて事例は数多く、なかなか狙っても狙いきれません。
やっぱり料理人で責任者になる以上、実力は不可欠だと考えます。
(偉そうに言ってますが、・・・私自身は大したことありません)
私は今まで、実力は抜群だけど出世欲のない料理人や、いい人なんだけど実力に乏しく、周りからの推薦(コネコクション)だけで上の立場に居座る料理人など、色々な人をみてきました。
調理師も組織(会社)では同じです。
「料理長」というたったひとつの席を奪い合わなければ、出世できません。
向上心がある料理人なのに、出世争いから脱線してしまった料理人はあまりにもったいないです。
転職で料理長を狙うには?2つのパターンが有効
調理師が多く在籍する会社では、、競争相手が多くなりたったひとつの料理長の席を狙うには非常に困難です。
数年ほど同じ会社に勤めているなら、自分の立ち位置から将来は料理長を狙えるのか?を大体把握できるではないでしょうか?
まだまだ職場で出世の射程範囲内なら、どんどん狙っていくべきだと思います。
しかし、微妙な位置であるなら・・・早めに対策しておいて損はないと思います。
他に料理人でよくあるのは、上が詰まっているケース
ある程度の年齢の人達が役職に就いており、自分が出世を狙うにはまだ時間がかかる場合にも、早めの対策が非常に有効になるでしょう。
人とのつながりから情報を得る
対策のひとつめとして、調理師の横のつながりに声をかけ、ポストの空いている職場の情報を集める方法があります。
役職者の退職は、よほどの事がない限り、退職まで数カ月の時間の猶予があるので、そこへすり替わりを狙います。
求人する会社側も、一般公募するにはお金がかかりますし、調理師の関係で引っ張ってもらったほうが楽なので、うまくいくことが多いです。
このような転職を狙うのであれば、顔の広い調理師と知り合いになっておくべき。
具体的には、数ある調理師団体(日本調理師連合会や司厨士協会など)の各都道府県の幹部クラスの方々なら間違いありません。
(顔が広い という意味です)
早めに入会し、団体のために尽力していればお近づきになれると思います。
ただ、こういった方々は調理師全体の立場を底上げするために頑張っておられるため、個人的な欲から関りをもつのはやめてくださいね。
やはりそのジャンルにおいて地位の高い人や、役職の高い人の方がネットワークを広くもっていますし、いざ本当に転職となった場合には、力強い後ろ盾となってくれるので本当に助かります。
高収入の情報が集まるサービスを利用して狙う
次の対策は、ハイクラス専門の求人サイトの利用です。
10万件を越える求人のうち、8割が年収800万円以上(IT関連がほどんどですけどね・・・調理師関係は少ないデス)
個人的な結論では、現在年収500万円以下でもっと上を目指したい方なら利用する価値はあると考えます。
この転職サイトは、会社の各部署の責任者の求人が多く、即戦力が期待されているため正直言って条件はかなり厳しいです。
しかし、調理師関係の求人は学歴や資格より、職歴と経験が求められるので有利と言えるのではないでしょうか。
調理師が料理長になるばかりではありません。
食品開発責任者やケータリングの責任者など、調理師の経験を活かせる高年収の仕事は意外とあります。
だけど、各会社の幹部候補の求人は、たった一人の狭き門。
会社によっては、さらに条件が付いてもおかしくないと思います。10年以上の経験があり、料理に向き合い知識と技術を追求し、食品衛生の知識がある方を推奨します。
転職がうまくいったなら多額の年収が約束されます。
しかし同時に、大きな責任がつくのを忘れないでください。
仕事にヤル気があり、年収を大きくあげたい人にとっては、ハイクラス求人BIZREACH(ビズリーチ)が夢や希望が一気に現実となるサービスだと思います。
【年収800万円以上】ハイクラス専門の求人サイトの利用と活用方法
この転職サイトは登録さえすれば無料で利用できますが、求人の観閲に制限があります。
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その理由は、年収800万円以上の求人の条件を物差しにして比較すれば、自らを知る機会になるからです。
調理師としてやってきた経験はどれほど社会に通じるのか?
高い地位で給料を得るには何が評価されるのか・・・?
年収800万円以上なら社会的にも【勝ち組】です。会社の運営に関わる人材とも言えるでしょう。
見方を変えれば、「この会社のこの立場では、これだけのスキルが求められている」と考えられませんか?
社会の求人と比較できる機会はほとんどありません。
社会的な視点で自分の調理師としての価値を計れるのなら、3000円は高くないと思います。
条件に達していれば、社会的に自分は800万円以上の価値がある人材と自信が持てますし、足りない部分が明確なら、それを満たすために前へ進めばいいだけです。
「自分は仕事ができる」と思っているなら、どうですか?
調理師としての価値を測れるいい機会だと思いませんか?
ハイクラス求人BIZREACH(ビズリーチ)で有料版の体験が2日間できるので、お試し期間だけでも十分に得られるものがあると思いますよ?
【転職で料理長】狙いどころの職種と選ぶべき会社のヒント
年収800万円の生活・・・すごく期待が膨らみますよね。
だけど・・・実際はかなり難しいです。
応募条件がそろっていたとしても、他の都道府県なら何度も面接へ行くのも大変。
本当に働き出すなら、引っ越さなくてはいけません。
年収800万円がぶら下がっていても、そこまで思い切れる人はごくまれだと思います。
勤務先や業種、資格や経験などの制限が多く、BIZREACH(ビズリーチ)でバッチリ当てはまる人なんて、ごくわずかだと思っています。
なかなかうまくいかないのが世の中です。
それならどうするべきか?
様々な制限が増えて、外食産業は大打撃を受けている厳しい現状で、調理師として生きていくなら、できるだけ高収入で安定した職場を選ぶしかありませんよね。
現状の中でも、条件を揃えれば安定した仕事は狙えます。
もし、今転職を考えているなら、参考になると思います。
ブライダル業界の料理長
大前提として、規模の大きな会社が運営する式場限定です。
安定を望むなら個人経営の結婚式場は、絶対に選ばないようにしましょう。
数年前の規制緩和で、利益率のいい結婚式業界へ写真屋さんや衣装屋さんがこぞって参入した時期があります。
しかし、環境が厳しい現状では、小さな会社の運営する結婚式場は軒並み閉鎖しています。
厳しい現状でも、新しい展開ができる体力のある会社を選ぶようにしてください。
料理長としてブライダル業界でできる事
現在、ブライダル業界は少子高齢化や結婚に対する意識の変化により、市場の縮小が予想されています。
しかし祝い事である結婚式は、元々利益率の非常にいい業種なので、現状のスタイルに合わせた展開ができたならまだまだ期待できると考えています。
厳しい環境の中でも、結婚の節目として挙式を希望する人たちは大勢います。
顧客のニーズに合わせた商品提案ができるかどうかがカギとなるでしょう。
リゾートホテル業界
この業界で選ぶべき会社のポイントは2つ
東証一部上場している業界最大手の会社は、数年ごとに数十億もかけて新しいホテルを建てています。
(出身の会社なので内部事情も良く知った上でオススメしています)
この20年ほどで急成長している会社なので、実力のある調理師が足りていない状況です。
即戦力となる経験者を優遇する会社なので、狙える人にはおすすめの職場です。
調理師をしていて、会社に守られ福利厚生もしっかりしてる職場は多くはありませんよ。
また、現在の厳しい環境の中でも、対策次第とイメージ戦略次第では、高い反応がある業種だと考えています。
めちゃくちゃ広い敷地にとても大きなホテルを建てているので、3密を回避しやすいのではないでしょうか。
最大手の会社で調理長を狙うには?
料理人として入社するならたやすいと思いますけど、この会社で転職から料理長となるには、料理コンクール入賞などの光る経歴か、相当の人脈が必要となります。
なので、いきなり料理長の席ではなく、まずは入社して調理場内に発言力を持つ位置まで上がる事を目指しましょう。
先にも申しましたが、数年単位で新しいホテルを建てているので、慢性的に調理師は足りていません。
実力さえ示していれば、チャンスが回ってきやすいのは間違いありません。
いまだ人気のある宿泊施設は必ずある!人が減った今を狙え!
次のおすすめは、今は旅行もキビシイ状態ですが、そんな中でも業績は下がっても、黒字をキープしている旅館やホテルです。
従来そういったところで働いていた人からすると、世の中の騒ぎもあり今までは忙しかったのに・・・大丈夫?と不安になり辞めた人は数多くいます。
そういった空いた席を狙っていきましょう。
(いざ辞めてみると、周りはもっと大変だったなんてよく聞きます。)
ピンチはチャンス?ポジティブ思考で上を狙う
現在の環境は飲食業界で勤める調理師には非常に難しい状況です。
どの会社も収支が減っているので、給料が下がっているのは間違いありません。
今、転職で狙うべきは、高い立場を狙える職場です。
そこでやるべきことは、料理長として調理師だけの視点にとらわれず、現環境と顧客のニーズをマッチさせた商品を提案することです。
ピンチだからこそ、新しい商品で市場の先駆者になるチャンスです。
それができれば、あなた個人に一気に光が当たり、社内での評価が急上昇するでしょう。